Happy Mission Master Course


コーチングマスター講座

コーチングを身につけてセルフコーチング




◎8つの最重要要素


コーチングにおける8つの大切な要素について見ていきたいと思います。


1 マインドセット

まず一つ目がマインドセットです。マインドセットはとても大切です。
みんなそのように言うのですが、しっかり学んでいる人は意外と少ないです。

成功している人の考え方はとても似通っています。
ということは成功しない理由はマインドセットにあることがわかります。
そのような体験を私自身も、自分で実感してきました。
考え方を変えていきました。

古い考え方を捨てて、成果が出る人の考え方をインストールして、そして自分の中に落とし込んでその通りに行動していきました。
そうしたら継続できるようになったり、チャレンジできるようになったり、できないことができるようになって、お金も稼げるようになりました。

ですので、私自身の過去の体験からもマインドセットはとても大切だと言えます。
コーチングでは、リミティングビリーフとかリフレーミングっていう言葉を使って考え方をうまくシフトするということを実践していきます。
そのことについても後ほど述べていきます。
マインドセットは本当に大切なのでぜひ、ここを一つしっかり学んでほしいなと思っています。

マインドセットはものごとに対する考え方です。
考え方で成果は全く違うものになります。
それは種のようなイメージです。
種が違えば全く違った育ち方をします。
太いしっかりとした幹となり、1000年でも生き続けるような樹木となることもマインドセットで可能だというわけです。




2 信頼関係

信頼関係がなければ、例えばセールスをする際に目の前の人と契約には至りません。 信頼関係がなければクライアントも行動しません。

コーチングをしていく上でクライアントとの信頼関係がなければ、一生懸命努力できたりとか、一生懸命目標に向かえたりとかそういった行動ができません。

セールスもそうですけれど、コーチングや、カウンセリング、様々なセミナー、リーディングやヒーリングセッションにおいて大切なことは、「あなたがプロであるためには、出会った人の8割から信頼される必要がある」と言われています。残りの2割はどうしようもないのですが、少なくとも8割からは「この人は信頼に値する」と思ってもらえるようにすることが大切だというわけなのです。

「メラビアンの法則」というものがあります。
人は第一印象をほんの数秒で決めてしまうと言われています。そこに大きく影響しているのが、1)視覚情報、2)聴覚情報、3)その他、と言われています。

割合に直すと、
視覚情報が55%で、これには服装、身だしなみ、表情、目線、姿勢、身のこなしが含まれます。
聴覚情報は38%で、これには挨拶の仕方、声のトーン、声の大きさ、言葉遣い、早さ、メリハリなどが含まれます。
そしてその他の部分はわずか7%で、話の内容などはここに含まれます。

特に視覚情報がとても大切なのだということなのです。これはあなたがどんなに素晴らしい話を用意していたとしても、見かけや話し方に問題があったら、なんの意味もなくなってしまうということなのです。




3 目標設定

「目標がないと何も起きない。」

例えば、エジソンも電球を光らせるという目標がなければ、また、そのイメージがなければ、何も実現できなかったはずです。まずは目標がないと何も起きません。ですから目標ってとても大切です。目標があって初めてそこに向かっていけるからです。
例えば10キロ痩せたいという目標がなければ、何も起きないですよね?
ですので目標設定とても大切です。

目標が決まると、そこに行くための手段が勝手に目の前に現れてきたりします。そこに対して行動していったら、次の必要なものが勝手に出てきたりします。必要な知識が出てきたりします。
目標設定することで引き寄せているというわけなのです。だからとても大切です。




4 戦略

戦略も大切です。
目標に向かっていくために必要なことを知らないと、ものすごく遠回りをしてしまったりします。最も成果を出すために有効なのはモデリングをすることです。新しい知識がとても大切です。

例えば、今まで月に30万円稼いでいた人が100万円以上稼ぐためにはそれまでにやっていた30万円を稼ぐための方法では無理です。
100万以上稼ぐためには100万以上稼ぐための新しい知識だったり、あとはサポートしてくれる人だったり、塾だったり、そういったものが必要になってきます。これらを知ること、そして実践のための準備をすること。これが戦略です。

●戦略の例

月収100万円を達成するために、まずは35万円の商品を作り込むこと。
そのために必要なものは何かリサーチをする。
ロールモデルを探してその人から習う、等々。

モデリングがどうして重要かというと、モデリングをすることが最も成果を得ている人の思考を感じたり、在り方や考え方をインストールできる最高の手段だからです。
本当に成果を得たい、最短最速で成果を得たいのであれば、最初はモデリングから入ることが大切です。

●ロールモデルは現れる

ヴィジョンを明確にして行動していれば、ロールモデルやメンターは自動的に現れます。その時にその人の力を借りることが最も成果への近道です。

●ロールモデルは1ステージ上の人がベスト

例えば、月収が30万円の時に月収1000万円の人をロールモデルにしてもうまくいかないことが多いです。それは行動や思考、価値観が違いすぎるからです。
そのため、そこには嫉妬心や嫌悪感などが出てくる可能性もあります。

月収30万円の時は、月収100万円の人をロールモデルにしたり、習うと良いでしょう。




5 大量行動

戦略が決まったら大量行動をしていきます。
大量行動とは、できることをなんでもやってみるということです。
大量行動は目標達成のためにとても大切です。
ただし一人でやっていると、難しい、行動できない、何をしたらいいかわからない、という人が多いと思うので、やはりサポートをつけた方がいいんですね。それがコーチです。大量行動のサポート役がコーチというわけなのです。

大量行動をしていると、どんどん自分にあった行動や習慣がわかってきます。
何をしたらいいのか、大量行動しないとわからないことがあります。
ですのでまずはやってみる。 まずはたくさん動いてみる。
いろんな方法を試してみる。そうすると自分にとって一番効率の良い方法が見えてきます。 何もしなければ、何が良いか、何が自分に合うかわかりません。
行動を繰り返していくことで1日の習慣の質が上がっていきます。
それを繰り返していないとずっとその習慣は改善されていきません。




6 習慣

「習慣 = 運命」です。

習慣で人生は作られていきます。これは多くの著名人が述べていることです。
ですのでぜひ、最高の一日を常に過ごせるような、そういった習慣を作ってみましょう。




7 価値観

価値観もとても大切です。価値観とはその人の持っている信念(学習したもの、思い込んだものなど)などによって作られています。
実践を積み重ねていくと、価値観も変わってきたり変容してきたりします。

自分にとって何が大切なのか、
なんのために今この一日を過ごしているのか、
この一日を過ごすことで、どんな自分の大切な未来に向かっていけるのか、
そこに進むことでどんな人を救えるのか。私の大切なものは何なのか。

そのことをまず自分に問うてみましょう。
それによって見えてくる自分の価値観が願望実現のためにもとても大切です。




8 フレームワーク

フレームワークは決まった型みたいなものですが、最初は型通りにやった方がいいので、フレームワークがあるととても有効です。
最初から型を知らないと、例えば野球をしていてバットの振り方をゴルフボールを打つような振り方だったりとか、卓球のラケットを振るような振り方だったりとか、毎回めちゃくちゃな振り方してたら、ボールを打てないですね。
ですので野球をやるなら野球のバットの振り方を学ぶ。そしてその通りにやって打率を上げるというように、型を持つことがとても大切です。

型があれば、まずは、まだよくわからなくてもその通りにできます。
その型で成果を出せるようになったら、その次にそれを破ります。
そして離れていく。それが守破離の法則です。

これは、もう何をやるにしても同じことです。
柔道にも型があります。書道にもあります。
音楽にもありますし、美術にもあります。
ですので、まずは型を得て、そして型通りにやるということをやってみてください。
これをコーチングではフレームワークと言ったりします。
この8つの要素がコーチングのスキルアップにとても大切な要素です。
コーチングを学ぶときはこの8つの要素を意識して学んでください。