コーチングマスター講座
コーチングを身につけてセルフコーチング
コーチングを身につけてセルフコーチング
コーチングマスター講座
▸はじめに
▸8つの重要要素
▸願望実現の4ステップと6ステップ
▸エンパワリングビリーフ
▸人は一人では成功できない
▸絶対的理由
▸答えは対手の中にあるが...
▸目標設定の3つのステップ
▸習慣=運命
▸ビジュアライゼーションと行動の2つのステップ
▸ビジョンの3つの条件
▸更に目標を明確化する3つのワーク
▸感情のレバレッジを使うワーク
▸体の使い方を変える
▸未完了のアクティビティを完了させる
▸枠を超える
▸自分の価値観を理解する
▸自分の悩みを理解する
▸フィードバック
▸セルフコーチングの方法と利点
▸セルフコーチングと陰陽
▸自分にすると人生が豊かになる質問集
▸問題が起きた時のあり方【解決法】
▸謝る
▸願望実現に必須の習慣とは?【毎日の習慣】
▸あなたへの大切な質問【鍵】
▸メッセージを発信するとき意識したい5つの大原則
▸聞くというスキル
▸フィードフォワード
▸テクニックよりも大切なもの
◎聞くというスキル
これはコーチングをしていく上で最も重要なポイントです。
コーチングに限らず、カウンセリング、ヒーリングセッション、セールスなど、人と人が会って話をする場面で必須のスキルです。
これが出来ていないと、信頼関係も築けませんし、無用なトラブルの原因となってしまいます。
聞くことは非常に大切です。コーチングは、聞く技術と言っても過言ではありません。
その① 途中で遮らない
まず大前提として、相手の話を途中で遮らないで最後まで聞くという姿勢です。
最初はできないかもしれませんが、トレーニングと思って毎回意識しましょう。
できないときもあるかもしれません。
ただその時に、「あ、やっちゃった」という様に自覚できればいいです。
途中で遮らない、これがまず一番に大事なことです。
その② 知ったかぶりをしない
相手が話していることに対して、知ったかぶりをしないということです。
もうすでに知っているような内容であったとしても、話す人が違うだけで違う様に解釈できたりと、違う聴こえ方になることもありますので、それも新たな学びになります。
違う人が同じことをしゃべっていたら、違う人の経験で喋っていますから、新たな発見となりますので、知ったかぶりをしないというのはとても大切なポイントになります。
その③ 【でも】【しかし】【いいえ】を使わない
でも、しかし、いいえ、という言葉は、否定から入ってしまっています。
相手が話したことを否定から入るとうまくコーチングはできません。
1回否定されてしまうと相手は嫌だなという気持ちが出てしまい、もっと出そうと思っていた本音を出せなくなってしまいます。ですので、この接続詞は使わない方がベターです。
その④ 他に目を向けない
注意をそらさず他に目を向けないということです。
面と向かって話しをしているのに、あっちを見たりこっちを見たりと周囲のことを気にしている人、たまにいますよね。そうすると、この人ちゃんと集中して私の話聞いているのかなと思われてしまいます。
ですので、
・他に注意を向けない
・他に目を向けない、
・目をそらさない、
ということにも注意しましょう。
相手に集中して、そして相手の幸せをしっかり考えながら聞くということも、とても大切なポイントになります。
その⑤ ありがとうを伝える
感謝の気持ちを伝えましょう。
なんでもいいので感謝の気持ちを伝えるということです。
感謝の気持ちを伝えるだけでとてもいい雰囲気になりますし、いいオーラになりますし、相手はうれしくなります。
感謝というものにはそういうパワーがありますので、しっかりと伝えるということをしてください。
意識しておきましょう。
その⑥ 目の前の人の幸せを願う
目の前の人がどうなったら幸せになるかなとか、
目の前の人がどういうことを望んでいるのだろうとか、
相手がどうなりたいのだろう、
という様に、考えて話を聞くというのは、共感として相手に伝わります。
目の前の人の幸せを願うというのも伝わります。
相手は鏡なのでこちらのエネルギーを感じとります。
なんか嫌だな、この人キライだなと思っていたら、相手もそれを必ず受け取ります。
ですので、相手の幸せを願っていたそれも伝わりますし、相手に対してありがたいなって思いながらお話をしていたらそれも伝わるので、その姿勢でいると、確実に信頼してもらえます。
目の前の人の幸せを願う。これもとても重要なポイントです。
私も何人ものコーチに出会ってきましたが、いいコーチほど目の前の人の幸せを願っている方でした。
目の前の人はどんなことを望んでいるのだろう、目の前の人がどうなりたいか、という様に目の前の人の視点で考えるというのがとても大切なポイントになってきます。
その⑦ 染みつくまでこの在り方を忘れない
人は意識してトレーニングしていないと忘れてしまいます。
例えば、ピアノ。
ピアノが弾けるようになっても練習をサボっていたら、指が動かなくなってきて弾けなくなってしまいます。
英会話とかもある程度喋れるようになってもそれを全く止めたら忘れちゃいますよね。
ですので日々のトレーニングが大切なのです。
日々、誰かと話すときにこの在り方を復習しながら話を聞いてみてください。
最初は体力やエネルギーを使うかもしれません。
今までと違う在り方をすると、今までの自分から進化しようとしますので体力やエネルギーを使います。
でも、それは最初だけなのです。
トレーニングをしていくとそれが染み付いてきて、その在り方があたり前になっていきます。
その在り方が当たり前になってきたらもう、体力とかエネルギーは使わずにそのまま、ありのままでそれを実行できるようになります。
ですので、トレーニングが大切ですから、この在り方を染みつくまで忘れないようにしましょう。
ぜひ意識してやってみて頂ければと思います。
相手のための的確な質問ができるようにトレーニングをしよう
「相手がもっと気づく、相手がもっとイメージできるためにできることはなんだろう?」
そんな質問をするとしたらどのような質問をしますか?
あなたの質問から相手のアイデアが生まれ行動につながります。
「この人が望んでいることはなんだろう?」
「この人の人生がもっと豊かになるための証明された方法は何があるだろう?」
具体的には?
もっと聞かせて?(信頼感・安心感を生む質問)
例えば?(具体例)
他には?
それはどういう意味ですか?(具体化)
別の言い方をすると?(表現の変化による気づき)
そして?(続き)
それから?(他のアイデア)
何と比べて?(比較)
どうなりますか?(未来)
みんな(全て・いつも)そうですか?
●5W1H
いつ
どこで
誰と
何を
なぜ
どうして
●聞くテクニック
目をみるのではなく
全体を見る。
眉間や鼻をみる。
実際には目が合っていないので、安心感を与える。